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IFERROR関数を使ったエラー処理
こんにちは、JIMOVEの山口です。
エラーが発生した場合に表示方法を変更できるIFERROR関数について話します。
例えば、セルに商品名や単価を自動で表示するVLOOKUP関数をあらかじめ設定しておくと、入力がない場合に「#N/A」のようなエラー表示が出ますが、このエラーを表示したくない時があります。
IFERROR関数の利用
IFERROR関数を使用すると、式の結果がエラーの場合に別の値を表示させることができます。
具体的には、VLOOKUP関数全体をIFERROR関数で囲み、エラーが発生した場合には空白(ダブルクォーテーション二つで表現)を表示させます。
実装例
=IFERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE), "")
この方法を用いることで、データが入力されていない場合はセルが空白のままになり、入力された場合のみ商品名や単価が表示されます。
これにより、表が見やすくなります。
IFERROR関数を下方向にコピーする際には、書式が変わらないように「書式なしで貼り付け」を選択するとよいでしょう。
まとめ
IFERROR関数は、エラー表示をカスタマイズし、表を見やすく保つための有効なツールです。
特に、VLOOKUP関数などでよく発生するエラーを、見る人にとって分かりやすい形に変更できるため、データ入力が未完了の場合でも表が整った状態を保つことができます。
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