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VLOOKUP関数とCOLUMN関数の組み合わせ
こんにちは、JIMOVEの山口です。
VLOOKUP関数とCOLUMN関数を組み合わせて、別表から連続した列のデータを呼び出すことができます。
- 基本設定:
VLOOKUP
関数を使用して、特定のコードに基づいて商品名、単価、仕入れ先、仕入れ額を呼び出します。
各項目は、表の列に応じた列番号(2, 3, 4, 5列目など)を指定する必要があります。 - 列番号の自動取得:
COLUMN
関数を用いて、列番号を自動的に取得します。
これにより、VLOOKUP
関数での列番号指定を柔軟に行えるようになります。
例えば、COLUMN()
を使用して現在の列番号を取得し、それをVLOOKUP
関数の列番号指定に利用します。 - 自動化:
COLUMN
関数をVLOOKUP
関数内で使用することで、右にコピーする際に自動的に列番号が更新され、異なるデータを呼び出すことが可能になります。
これにより、別表の連続する列からデータを呼び出すことができ、手動で列番号を変更する手間が省けます。
=VLOOUKP(検索値,検索範囲,列(この部分をCOLUMNにします),検索の型)
利点と応用
この方法の利点は、複数のデータを効率的に呼び出すことができる点にあります。
特に、表の構造が変わる可能性がある場合や、複数の列からデータを呼び出す必要がある場合に有効です。
COLUMN関数を用いることで、表の列数が変更された場合でも、自動的に適切な列からデータを呼び出すことができます。
VLOOKUPとCOLUMN関数の組み合わせのメリット
- 自動化: COLUMN関数を使用することで、列番号を自動的に調整し、表の列が追加または削除された場合でも、関数の更新を最小限に抑えることができます。
- 効率性: 複数のデータ列から情報を呼び出す際に、COLUMN関数を使用することで、一度に多くの列に対してVLOOKUP関数を適用することができます。
別表から呼び出す内容が連続している場合に効果的です。
これにより、手作業でのエラーを減らし、作業効率を向上させることが可能になります。
実装例
- 例えば、商品名を呼び出すために「=
VLOOKUP(コード, 範囲, COLUMN()-1, FALSE)」
のように記述します。 - ここで、
COLUMN()-1
は、VLOOKUP関数が配置された列の直前の列番号を指定することを意味します。
注意点
- COLUMN関数を使用する際には、関数が配置されている列の位置に基づいて列番号が計算されるため、正確な位置に関数を配置することが重要です。
- ROW関数も同様の目的で行番号を動的に管理するために使用できますが、この場合は行の位置を基にして行番号を返します。
列や行の数字を使う場合には、COLUMN関数、ROW関数を利用して設定をすることができます。
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