マクロを作成し始める上で大切なこと
大事なこととして3つお伝えします。
①基本から学ぶ
②関数はどう覚えた?
③簡単なコード
①基本から学ぶ
Excel作業の時間短縮ができるかも!?ということでマクロに早く取り組みたい気持ちはよくわかります。
ただ少し待ってください!基本を学ばずにマクロに取り組むことは、とても危険です。
なぜなら、分厚い書籍や、難しい文字の羅列で、早々にリタイアしてしまう人が多いからです。
この文章を読んでいただいているということは、Excelをある程度、触ったことがあるのではないかと思いますが、罫線の引き方や、関数の使い方は最初から使えたでしょうか?
おそらく、最初に簡単なところから始めて、徐々に使えるようになったかと思います。
そのため、マクロについても簡単なところから始めて、応用をしないとせっかく「やろう!」と思ったのに実際にやりたいことに辿り着かずに終わってしまいます。
②関数はどう覚えた?
関数ってどう覚えましたか?
関数のショートカットから作成している人も多いかと思いますが、セルに入っている内容を見ると、
=SUM(A1:A10)
のように、なっていることがわかります。
構成としては、
①=(イコール)
②関数(SUM)
③かっこ(())
④引数(ひきすう:計算をするために必要な情報)
以上の4つが必要です。
この4つが必要であることが分かった上で、②の関数をSUM以外にも、 COUNTやVLOOKUPといった関数を利用できています。
これと同じようにマクロにも基本的な型があって、さまざまな型があるため、学習するには多岐に渡りますが、最初に覚えておくべきことは決まっていて、
・必要最低限のパーツを覚えること
・その組み合わせ方を知ること
この2つだけです。
③簡単なコード
Excelの「セル」は知っていますよね?
このCellsという表現がマクロのコードで「セル」のことを表していて、後ろの「Select」は、「セレクト」で「選択する」という意味を表しています。
両方を繋げて、これは「とあるセルを選択する」という内容です。
とあるセルというのは説明をしていない部分の「(2,1)」で設定をしていますが、これは行と列の位置を表していて、「2行目の1列目」を表しています。
つまり1列目はA列なので「A2」のことです。
結果として、このコードは「A2のセルを選択する」というコードです。
まとめ
いかがでしたか?
いきなりコードの全てを考えようと思うと難しいかもしれませんが、1つずつ意味を理解をすれば書けそうな気がしませんか?
基本から学べば、この積み重ねなので、「難しすぎてわからない!」という状況にならないはずです。
一歩ずつ進めていきましょう。
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