【Excelマクロ】基本の3つ

Excelマクロ

最初に覚えること

初めに覚えてほしいものとしては3つです。

①オブジェクト
②プロパティ
③メソッド

①オブジェクト

①オブジェクト

マクロを覚えるためには、5つのパーツを覚える必要がありますが、一番よく利用するのがオブジェクトです。

オブジェクトがないとマクロが作れないぐらい重要なものです。

主に「何」の処理をするか、「何」を動かすかの「何」にあたる部分で、例えば「セル」の背景色を赤にする、など「何」を対象にするか、がオブジェクトです。

この対象については、セル、シート、ブックなど多岐に渡りますが、Excelを動かす上では基本的にこの3つを使って動作をさせることが多いので、必ず出てくるものです。

②プロパティ

②プロパティ

プロパティについては、オブジェクトの補足をするもので、セルの「背景色」や文字の「色」「太さ」や、シートの「名前」などの部分を言います。

セルの中に入っている「値」などは一部省略できるものもありますが、基本的には正確に書く、という癖をつけておいた方がいいです。

③メソッド

③メソッド

オブジェクトの動作部分を表しますが、セルを「コピーする」、他のセルに「貼り付ける」、列や行を「挿入する」「削除する」など、「動作」のことをメソッドと呼んでいます。

まとめ

今、説明した3つが主に使われるもので、マクロを知るために「マクロの記録」というものを使いましょう!という内容でスタートをするような書籍やブログがありますが、「マクロの記録」で作成できるのは、今回説明した3つのものです。

私がお勧めするのは、この3つを「マクロの記録」ではなく、自身で1から構築し、理屈を知った上で、より細かい設定をすることによって、自身がやりたいことを実現していただくことです。

まずはこの3つをしっかりとおさえて、さまざまなマクロが作れるようになっていきましょう。

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