カレンダー作成時に土日に色をつける方法

条件付き書式

Youtubeで公開している内容をまとめたものです。

横方向に作成したカレンダーに色をつける

日付を横に並べた場合に、土曜日や日曜日の列に色をつける方法を考えていきます。「ホーム」タブにある「条件付き書式」を使っていきます。

内容としては、例えば土曜日であれば、色を水色にするといった具体的な方法をお話しします。

まず、色付けをしたい場所、今回の場合は、たとえば、表の1行目から5行目までを選びます。それ以外にも色をつけたい範囲を選択します。

色をつける判断については、一番左端の列を基準にします。

「ホーム」タブにある条件付き書式を使い、「新しいルール」で設定をしていきます。その中で、例えば、左端の列を基準にして、この表のセルが土曜日だった場合に色を水色にするという設定を考えます。

条件付き書式の具体的な設定方法

数式についてはまず、「=B2」とし、土曜日という文字列を「””(ダブルクォーテーション)」で囲んで設定します。このように設定することで、B列が土曜日であれば、指定された範囲に色を付けることができます。

そして、これが右方向(列の方向)に移った時、B列がC列に変わるといったExcelの数式の特性を活かして、Bの前に「$(ドルマーク):絶対参照の設定」が付いていないので、右方向に移ると自動的に認識されて、色が付くようになります。

「土・日」という文字にうまく反応しない場合

土曜日であれば色が付くという設定をして、書式を選択します。ただし、変化が見られない場合があります。理由は、セルに入っているのがシリアル値であり、これは文字列ではないからです。

シリアル値
Excelで日付は1900年1月1日を1日目として、何日目か?を実際には日付として認識しています。それを見た目上、何年何月何日に見えるように変化させています。

「TEXT」という関数を使って、文字列として認識させる方法を使うことにより、数式が文字列に変換され、条件付き書式が正しく反映されるようになります。

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