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順位を出す関数
こんにちは、JIMOVEの山口です。
今回はExcelで順位を出す方法についてご説明します。
順位を出すための関数の種類
- RANK関数: Excel2007以前のバージョンで使用される関数。指定された範囲内で数値の順位を出します。
- RANK.EQ関数: Excel2007以降で使用される関数で、数値の順位を出しますが、同じ数値が存在する場合、同じ順位を割り当てます。
- RANK.AVG関数: 同じ数値が存在する場合、その数値の順位の平均を割り当てます。
順位の出し方
数値が小さい方から順位をつける場合や、大きい方から順位をつける場合など、順位の基準を明確にします。
RANK関数を使用する場合、数値、参照範囲、そして順序(降順か昇順か)を指定します。
関数の適用
- RANK関数の入力: 「
=RANK(数値, 参照範囲, [順序])」
の形式で関数を入力します。
数値には順位を知りたい数値(その値が入っているセル)を、参照範囲にはその値が含まれる範囲(どの範囲内での順位か)を指定します。 - 参照範囲の固定: 順位については、順位を出したい数値は1つではなく、複数の順位を出すと思いますが、関数をコピーして、同じように適用するためには、参照範囲が変わらないように、範囲を絶対参照(ドル記号を使用)で固定します。
参照範囲の固定
売上の例で、A2:A11
の範囲にある売上に対して順位を出します。
この際、参照範囲を$A$2:$A$11
として固定し、各セルにRANK関数を適用します。
コピーした際の書式変更を避けるために、オートフィルオプションから「書式なしでコピー」を選択します。
実例
数値の例(1000, 1200, 1500, 2000, 2500)を使い、それぞれの順位を出すことができます。降順や昇順、同順位の扱いに応じて、RANK関数、RANK.EQ関数、RANK.AVG関数を選択して使用します。
各関数を適用後、オートフィル機能を使って他のセルに関数をコピーし、書式が変わらないように「書式なしでコピー」を選択します。
まとめ
Excelでの順位の出し方には、RANK関数、RANK.EQ関数、RANK.AVG関数があり、それぞれの用途に応じて適切な関数を選択して使用します。
データ分析や比較において、これらの関数を使いこなすことで、より深い洞察を得ることができるようになります。
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