スペースの数を調整する関数(TRIM関数)

関数

Youtubeで公開している内容をまとめたものです。

不要なスペースを取り除く関数の紹介

こんにちは、JIMOVEの山口です。

今回は不要なスペースを取り除く関数についてご紹介します。

特に、フリガナの部分で見られる「#N/A!(ノーアサイン)」というエラーを解消することを目指します。

今回の例のこのエラーは、例えば、名前の間にあるスペースが全角と半角で不一致であることに起因します。

また、名前の前後に不要なスペースが存在することも原因の一つです。

TRIM関数の活用

この問題を解決するために、TRIM関数を使用します。

TRIM関数は、文字列の前後及び単語間の不要なスペースを削除し、単語間のスペースを1つだけに整えます。具体的には、下記の手順で操作を行います:

  1. TRIM関数の適用: 各セルにTRIM関数を適用し、前後および単語間の不要なスペースを取り除きます。
  2. 値の貼り付け: TRIM関数を適用した結果をコピーし、値として貼り付けます。これにより、関数ではなく結果のみがセルに残ります。
  3. 検索と置換: スペースの不一致(全角と半角)を修正するために、Excelの検索と置換機能を使用します。この操作で、例えば全角スペースを半角スペースに統一します。

置換機能の利用

スペースの種類を統一することにより、VLOOKUP関数が正しく機能し、エラーが解消されることがわかります。

例えば、「大木さん」の名前にある全角スペースを半角スペースに置換することで、対応するフリガナが正しく表示されるようになります。

まとめ

TRIM関数とExcelの検索と置換機能を組み合わせることで、入力データの不一致によるエラーを効果的に解消することができます。

これにより、データの整合性を保ちながら、正確な検索結果を得ることが可能になります。

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