アルファベットの大文字、小文字を操作する関数(LOWER/UPPER/PROPER関数)

関数

Youtubeで公開している内容をまとめたものです。

大文字・小文字変換関数の活用

こんにちは、JIMOVEの山口です。

Excelでの大文字・小文字変換方法について、ご紹介します。

商品コードや人名など、入力の統一が必要な場面で大変役立つ機能です。

大文字・小文字の統一

  • 全て小文字に変換(LOWER関数): LOWER関数を使用すると、文字列内の英字を全て小文字に変換できます。例えば、「=LOWER("Excel")」「excel」となります。
  • 全て大文字に変換(UPPER関数): UPPER関数により、文字列内の英字を全て大文字に変換できます。「=UPPER("excel")」の結果は「EXCEL」です。

名前の先頭文字だけ大文字に(PROPER関数)

  • 先頭文字のみ大文字に変換: PROPER関数は文字列内の各単語の最初の文字を大文字に、残りを小文字に変換します。
    「=PROPER("yamada taro")」の結果は「Yamada Taro」となります。

使用例

  • 商品コードの統一: 商品コードがバラバラに入力された場合(例: “Item001”, “ITEM002″)、LOWER関数やUPPER関数を使って統一性を持たせることができます。
  • 人名のフォーマット統一: 人名が異なるフォーマットで入力されている場合(例: “yamada taro”, “YAMADA HANAKO”)、PROPER関数を使って一貫したフォーマットに整えることが可能です。

注意点

  • LOWER関数とUPPER関数は文字列内のすべての英字に作用します。
  • PROPER関数は各単語の最初の文字のみを大文字に変換するため、略語など特定の単語を大文字にしたい場合には注意が必要です。

まとめ

Excelでの大文字・小文字変換機能は、データの整理や見栄えの改善に大変役立ちます。

LOWERUPPERPROPERの3つの関数を適切に使い分けることで、データの一貫性や読みやすさを高めることができます。

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