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エラー発生時の対処関数
こんにちは、JIMOVEの山口です。今回は、エラーが発生した際に使えるIFERROR関数についてお話しします。
#DIV/0! エラーの対処
前回のAVERAGEIFS関数で「#DIV/0!」エラーが発生しました。
これは、平均を計算する際に割る数が0になってしまい、0で割れないために起きるエラーです。
例えば、女性かつ中部地方のデータが0件であった場合に発生します。
このエラーを表示させないためには、IFERROR関数を使ってエラーを回避します。
IFERROR関数の使用
IFERROR関数は、エラーが発生した際に別の値を表示するために使用します。
具体的には、AVERAGEIFS関数をIFERROR関数で囲みます。
- IFERROR関数の適用: 「=IFERROR(」と入力し、その後にAVERAGEIFS関数を配置します。
- エラー時の値の設定: エラーが発生した場合に表示したい値を設定します。今回はハイフン(”-“)を表示します。
- 関数の完了: 右括弧で関数を閉じ、Enterを押します。これにより、エラーが発生した場合はハイフンが表示されます。
=IFERROR(AVERAGEIFS($O:$O,$D:$D,Z$5,$G:$G,$X9))
コピーと反映
設定したIFERROR関数を他のセルにも適用するために、オートフィル機能を使用して反映させます。
これにより、エラーが発生してもハイフンが表示され、見た目上の問題が解消されます。
エラー発生時の対処方法としてIFERROR関数を活用することで、エラーが起きても適切に処理ができます。
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