エラーの表示を変更する方法(IFERROR関数)

関数

Youtubeで公開している内容をまとめたものです。

エラー発生時の対処関数

こんにちは、JIMOVEの山口です。今回は、エラーが発生した際に使えるIFERROR関数についてお話しします。

#DIV/0! エラーの対処

前回のAVERAGEIFS関数で「#DIV/0!」エラーが発生しました。

これは、平均を計算する際に割る数が0になってしまい、0で割れないために起きるエラーです。

例えば、女性かつ中部地方のデータが0件であった場合に発生します。

このエラーを表示させないためには、IFERROR関数を使ってエラーを回避します。

IFERROR関数の使用

IFERROR関数は、エラーが発生した際に別の値を表示するために使用します。

具体的には、AVERAGEIFS関数をIFERROR関数で囲みます。

  1. IFERROR関数の適用: 「=IFERROR(」と入力し、その後にAVERAGEIFS関数を配置します。
  2. エラー時の値の設定: エラーが発生した場合に表示したい値を設定します。今回はハイフン(”-“)を表示します。
  3. 関数の完了: 右括弧で関数を閉じ、Enterを押します。これにより、エラーが発生した場合はハイフンが表示されます。
=IFERROR(AVERAGEIFS($O:$O,$D:$D,Z$5,$G:$G,$X9))

コピーと反映

設定したIFERROR関数を他のセルにも適用するために、オートフィル機能を使用して反映させます。

これにより、エラーが発生してもハイフンが表示され、見た目上の問題が解消されます。

エラー発生時の対処方法としてIFERROR関数を活用することで、エラーが起きても適切に処理ができます。

コメント